半年を過ぎた三女が“お利口赤ちゃん”を卒業?突然の“かまって期”は成長の証だった【分離不安】

子育て日記

「ねえー、お母さーん!」

それは確かに、私を呼んでいる声が聞こえます。
でも、何かおかしい…。だって、長女も次女も学校と保育所にいるので、今は誰もいないはずだから。

「おーいーー!お母さーーん!!」

声はより大きくなって、耳に届いてきました。

ハッと気付くと、声の主はどうやら「三女」です!

「ぎゃあああ~泣(お母さーーん!!)」

そう叫びながら、三女が真っ赤な顔で涙をポロポロ落としていました。

すかさず抱き上げて背中を撫でると、

「ふふっ(にっこり)」と実に満足げな顔になりました。

まだお喋りは「あー」「うー」といった喃語しかない、生後半年の赤ちゃんの三女ですが、間違いなく、私の事を呼んでいました。

こう感じるようになるくらい、三女は今まさに「分離不安」を経験しているようです。


はじめに|泣いて泣いて⋯三女に何が?

三女が、生後半年を迎えました。

今までは、少しぐずることはあっても、一人でおもちゃを握って遊んだり、寝返りの練習をしたりして、静かに過ごしてくれる時間が多かったです。そんな姿に

ふみづき
ふみづき

本当に手のかからない、いい子ちゃんだなぁ…

なんて思っていました(笑)

ところがここ最近、そんな日常をひっくり返りました。

おとなしくていい子ちゃんだった三女が、急に「泣く時間」が増えたのです。


私がちょっと離れると泣く。お布団に寝かせると泣く。
洗い物をしていても「かまって~!」とばかりに、すぐにグズグズ…。

「ちょっと待ってね~」と声をかけても、その後はヒートアップして真っ赤になります。
この変化に、

ふみづき
ふみづき

えっ、どうしたの?なんで突然?

と、戸惑う気持ちがどんどん増えていきました。


それってもしかして「分離不安」?

あまりによく泣くようになり、何か月齢的な変化があるのかな?と、調べてみることにしました。

するとどうやら、

生後6か月ごろから始まる赤ちゃんの変化に、「分離不安」というものがあるそうです。

これまで、「お母さんと自分はひとつ」と感じていた赤ちゃんが…
       ↓
「お母さんは自分と違う人」という認識を持ち始めます。

そしてそれが生後半年ごろから起こるそうです。

「違う人」と理解したからこそ、生まれた感情だった

赤ちゃんは、「離れると不安な気持ちになる」「姿が見えないと不安で泣いちゃう」という反応が強くなることもあるそうです。

ふみづき
ふみづき

なるほど、これまで「お利口」に見えていたのは、「お母さんと一緒にいるから安心」と思っていたからこそなのかもしれませんね。

今の泣き声は、「ここにいて」「抱っこして」「さみしいよ」っていうサインなんだなと思えたら、少し、なんだか愛おしくて、心が軽くなりました。

泣くのは“困らせたい”んじゃなくて、“成長してる”から

赤ちゃんが泣くと、「どうしたんだろう?」「何がいけなかった?」とつい原因を探してしまいがちですよね。

でも、今の三女の様子を見ていると、泣くこと自体が“困らせたい”わけじゃなくて

「お母さんが大好きだよ」「いつもそばにいたいよ」という気持ちの表れなんだと感じます。


離れたら泣く=赤ちゃんからの「ラブコール」だった

自分の気持ちを把握して、“泣く”という手段で私に伝えられるようになったことって、赤ちゃんの成長の証です。

・抱っこしてほしいと手を伸ばすようになったこと。
・寂しいと感じて要求を「泣く」と表すことができること。

それって実は、小さな変化のようでとっても大きなことなんですよね。

でもこういう風に、冷静に赤ちゃんの変化や成長を見守れる土台となったのは、きっと上の子2人を見てきた経験があったからかもしれません。

ふみづき
ふみづき

上の子たちの時は、泣き声に焦ってしまったり、なんとか静かにさせようと頑張りすぎたり、自分のことはないがしろにしがちでした。

でも、三女が泣く姿を見ながら、今はこう思えるようになりました。

泣いてもいいよ。泣けるって、大事な成長の証なんだよね。」

泣けるって、実はとても尊いこと

三姉妹を育てていく中で見えてきたことがあります。
それは「泣けることが、実は当たり前じゃない」こと。

我が子のことに限らず、子どもたちを健やかに育てるための学びや経験を得る機会を経て、

元気に生まれること。育つこと。成長を喜ばしいと思えること。
これは奇跡をたくさん握りしめてきた日々を、積み重ねた結果から成り立つということ。

そう、心から実感しています。

だからこそ、子どもたちが元気でいることが何より尊いです。
そして明日も元気でいて欲しい、育って欲しいと願ってやまないのです。


おわりに|「構ってちゃん」は、愛着の芽が育ってきた証です

泣かれると確かに手はかかります。
私自身も、家事も思うようには進まない日も増えてきました。

でも、

ふみづき
ふみづき

「お母さんがいい」「そばにいてほしい」と思えるって、実は本当にすごいことなんです!
ひとりでご機嫌だった頃も可愛かったけど、構って!と泣いてくる今の姿もたまらなく愛おしい姿です。

三女と私の関係は、半年の成長を経て、また新しい関係のステージに入ったんだなと実感しています。

今日もいっぱい抱っこして、たくさん声をかけて。
一緒に、この時期ならではの時間を過ごしていきたいです。

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