生後7ヶ月、まだおすわりできない三女
生後7ヶ月になった三女。
まだおすわりはできません。寝返りはできるけれど、あまり積極的にはしないタイプです。
そんな様子を見て、ふと「これって発達が遅れてるのかな?」と考えてしまうことがあります。
特に三女は37週で生まれ、先天性CMV感染症と心疾患があり、NICUにも入院しました。だからこそ、成長や発達については少し敏感になってしまいます。
37週で生まれたというスタート
三女は妊娠37週で生まれました。
正期産の範囲に入っていますが、38〜40週で生まれる赤ちゃんに比べると、ほんの少しだけ小さく、体力も控えめなスタートでした。
さらに、生まれつきの先天性CMV感染症、そして心疾患。NICUでの生活は、生まれてすぐから命を守るための毎日でした。
医師からも「こういったお子さんは発達のペースが少しゆっくりになることもある」と聞いていました。
発達の目安とズレ
一般的には…
・寝返り:5〜6ヶ月頃
・おすわり:6〜8ヶ月頃(安定するのは9ヶ月頃)
と言われますが、これはあくまで“平均”。
早産や医療的ケアが必要な赤ちゃんの場合は、数ヶ月のズレがあっても自然なことです。
大切なのは、「少しずつでもできることが増えているか」。
ペースはゆっくりでも、前に進んでいるなら、それはちゃんと成長している証拠です。
三女の今
三女は、まだおすわりはできないけれど…
・よく笑う
・声を出して反応する
・目が合うとにっこり
・仰向けで足を持ったり、体をひねったりする
・気になる物に手を伸ばす
…そんな姿をたくさん見せてくれます。
NICUを退院してから5ヶ月間、毎日少しずつ「できること」を増やしてきた三女。
発達の数字だけを見れば平均と比べてズレがあるかもしれないけれど、その中身は“よく笑い、よく動き、生きる力にあふれている”のです。
心配しながらも、見守る親
医療的ケアや早産で生まれた子を育てていると、どうしても周りと比べてしまう瞬間があります。
「遅れている」という言葉を聞くと、不安になったり、自分を責めそうになったり…。
でも、その子が少しでも前に進んでいるなら、それは立派な成長です。
笑顔が増えた、声を出して応えてくれた、手足を動かす時間が長くなった──そんな一つひとつが、確かな成長の証です。
比べる必要はありません。
“昨日より今日、今日より明日”を、少しずつ積み重ねていければ十分です。
そして、その歩みを見守るあなた自身も、立派に頑張っているということを忘れないでくださいね。
三女らしく生きている日々に感謝
ズレは悪いことではありません。
たとえ平均より遅くても、その子なりに前に進んでいるなら、それは立派な成長です。
数字では測れない小さな成長を、見逃さずに喜べる毎日でありますように──。
これからも三女のペースで、一歩ずつ歩んでいきます。