子育てがしんどい…を楽にした「3つのき」|三姉妹ママが実感した、心を守る育児のヒント

子育て日記

子育て中に大事にしている「3つの“き”」~ママの頑張りどころは「いい子育てをすること」じゃなくて「昨日の私よりご機嫌な私に出会うこと」だった!~


思い通りにいかない育児、終わらない家事にイライラする日々…

毎日子育てをしていると、「ちゃんとやらなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」「いい子に育てなくちゃ」って思うことって、ありませんか?

私もまさしく、そうでした。
朝から晩まで、子ども3人の相手をして、ごはん作って、オムツ替えて、お風呂入れて、寝かしつけて…。
気づいたら、自分のことはすべて後回しになっていました。
美容院にも行けず、気分転換にちょっとお出かけ…なんてこともできなくて(田舎なので、遊びに出かけられる場所へは車で1時間以上かかる!)

子どもたちは確かにかわいいし、愛しているはずなのに、お世話をすればするほどに心が擦り切れていく感覚がありました。

そうして積もりに積もった、見えないストレスで、気持ちに余裕がなくなっていき、イライラして、子どもにやさしくできなくなってしまいました。悲しい顔をする子どもたちを見ては、自己嫌悪に陥りました…。

でも、三姉妹の末っ子の子育てまでたどり着いて…ほんっとうにようやく!!

少しずつこう思えるようになってきました。

「子どもの機嫌より、まずは自分の機嫌がいいことが家族の幸せにつながる」
「比べるのは、他の誰かじゃなくて、昨日の自分である。」

そんなふうに考えられるようになってから、肩の力が少し抜けてきました。

今回は、三姉妹の子育て中の私が「これ大事だな」と感じて、大切にしている3つの「き」について書いてみようと思います


3人の子育てを通して実感した、3つの大切な「き」とは?

その1. 規則正しい生活(=自分の調子を整えるためにリズムを崩さない)

最初は「子どものために」と思って、生活リズムをなるべく崩さないように心がけていました。
でも結果的に、これが一番自分の心身を守ってくれていると感じています。

「決まった時間に起きて、食べて、寝る。」って育児中に、当たり前のようで実は難しい。
だって子育ては、突然のイレギュラーが起こるのは日常茶飯事。

夜泣き、昼寝ない、急な病気など…今かー!って思うこと、あるある過ぎる。


そんな中で、自分のリフレッシュ時間が欲しいのも当たり前な感情ですよね。疲れてるのに、体を休めるよりYouTube観ちゃうとか…ご褒美アイスを夜中に食べちゃうとか…。
だから、思いのほか子育て中は、ママ自身の「早寝早起き」って、ないがしろにしがちだったりします。

もちろん私にも身に覚えがあるので、寝る間を惜しんでも動きたい気持ち、とてもわかります。

でも、ちょっと疲れが溜まったり、イライラしてきたり、ストレスを感じてるなぁーと思うときは、意識して生活リズムを整えてみてください。

夜しっかり寝て、朝は朝日を浴びて目を覚ます。これだけで朝のスッキリ感が違います。
そして、一日中付きまとうダルさが減って体が軽くなり、体のリズムが整っているという実感を得られると思います。
リズムが整うと、1日の見通しが立ちやすくなって、「あれもこれも…!」と頭がいっぱいになることも減りました。

こうして心身の健康を整えておくことが、ママのご機嫌を生む大切な土台になります。

それに、「今日は〇〇ができた!」っていう小さな達成感がひとつ、ふたつと増えていくと、気持ちをいつもより前向きにしてくれますよ♪


その2. 距離をほどほどに取る(SNS、ママ友、完璧な自分像…)

子育てって、どうしても「他の人はどうしてるんだろう?」って気になりがちになりますよね。

ついついSNSを見てしまい、その先にはおしゃれな離乳食や、完璧なルーティン、キラキラ育児日記…。
最初は「すごいな〜」「こんな風にしてみよう!」って思って見ていたのに、いつのまにか「私にはこんなことできないや→できない私ってダメなんじゃない?→私はダメな母親だ…」って無意識に脳内で変換してしまいがちに。
自分の育児と比べてしまい、落ち込んでたりするようになりました。

でも、そんな風に落ち込んでしまう時こそ、こう考えるようにしました。

「比べるべきなのは、画面越しのあの人じゃなくて、昨日の私なんだ」

「ちょっと昨日より怒る回数が減ったかも」
「今日は少し笑えたかも」
「子どもを愛おしいと感じれたかも」など。
ちょっとした「今日はできたこと」が見つけられたら、それだけでOKなんです。

隣の芝生は青いといいますが、まさにその通りだなと思います。子どもたちが今日も元気ならいいじゃないか!それだけで、充分幸せなんです。

だから「あの人は良いな…」と感じてしまう、劣等感を自覚した時は、少しその場から離れましょう。無理やり距離を置くというのではなく、少し後ろに下がって見るイメージです。

そして「今日もよく頑張ってる!私!」と、自分の事をぜひ褒めてあげてください。

他人と比べて疲れるより、自分の中の小さな変化を見つける方が、ずっと気持ちがラクになります。


その3. 機嫌を取るのは、子どもじゃなくて“自分”!

以前の私は、「子どもがニコニコで過ごせるように頑張ろう!」って思ってました。
でも実は、子どもの機嫌って、こっちの余裕にすごく影響してるんですよね。

自分自身に余裕が無くなると、ちょっとしたことで怒ってしまったりしませんか?いつもは許せることでも、「もー!」って大声で怒鳴ってしまったり…。

イライラしている時に、子どもに優しく接するのはなかなか難しいですよね。それにピリピリしたその雰囲気だけでも、子どもは敏感に反応してしまいます。

でも反対に、「ママが笑ってる」だけで、子どもってすごく安心するんです。我が家でも、いつもより優しい言葉かけをすると、普段より聞き分けが良くなってくれたり、率先してお手伝いをしてくれたり、上の子が下の子のお世話をしてくれたりと、私の手助けをしてくれる時もあります。


だからまず、子どものご機嫌より自分をごきげんにしてあげる事を意識しています!

たとえば…

  • 子どもが寝たあとに、あったかいお茶を飲む
  • スマホでお気に入りの漫画を10分だけ読む(スキマ時間を楽しいことに活用する)
  • 夫に「今ちょっと限界かも」と言って、子どもから少し離れる時間をつくる
  • 家族に内緒で自分用のお気に入りスイーツを持っておく

こんな風に、少し気持ちを切り替えれるツールを持っておくといいと思います。

でも、どうしたってしんどい日もあるよね…

そんな日は、全部をがんばらなくてもいいんです。
まずは自分の気持ちと向き合って、大事にしてあげてください。

気持ちに余裕が戻ってくれば、おのずと子どもや家族に還元されます。ママ自身の中でいい流れがつくれるようになると、家族にもいい雰囲気が流れ出します。
だからまずは、ご機嫌でいられる自分ってどんなんだろうと、自分自身に問い掛けてみてくださいね。


終わりに…

いかがでしたか?これが私の大切にしている「3つのき」です。

育児って、「正解」がないからこそ迷うし、つい他人と比べてしまいがちです。

でも、他の誰かと自分を比べなくいいんです。子どももママも、みんなそれぞれ違うんですから。
だから比べるなら、昨日の私だと。そう思っています。


そして何よりも、大切にすべきは自分自身です。ママであるあなたの心身の健康こそが、子どもの幸せにつながっています!

だから意識して「今日もよくやったね」って、自分を褒めてあげてください。
そして自分の機嫌は誰かにとってもらうものではなく「自分自身で整えるもの」として、たくさんのご機嫌ツールを持っておくと、いざという時の心のお守りになります。

お母さんが笑顔でいること、心と体が元気でいることが、子育てをラクにしてくれる一番のキーです
ぜひ子育て中の一つのアイディアとして、取り入れてみてくださいね♪

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